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Kiss M ファーストインプレッション その2 [カメラ機材]

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最新のミラーレス一眼カメラで、しかもファミリー層がターゲットの機種ですから、簡単撮影機能や多彩な写真が簡単に撮れる機能が付いているのですが、まあ私としてはTvとAvしか使わないでしょうし、RAWでしか撮らないでしょうから、それらの機能については省略します。で、実際に撮ってみてどうか、です。
まずはEVF(Electronic View Finder)に慣れないといけないですね。これまで光学ファインダー(OVF、Optical View Finder)に慣れた私には、最初はどうも違和感がありました。例えば日中屋外で日の当たっている被写体を撮って、次に日陰の被写体にレンズを向ければ、OVFでは当然眼に見えるように、日陰の被写体はファインダーで暗く見えます。OVFに慣れた眼には当たり前でした。これがEVFでは、明るいシーンから暗い所へレンズを向ければ、ファインダーが自動的にパーッと明るくなります。これはOVFがレンズに入ってきた光をミラーで反射して、ペンタダハミラーやプリズムを通して直に見ているのに対し、EVFはレンズから入ってきた光の情報を撮像素子(センサー)で受光し、ファインダー用の小型モニターで見ている、この違いです。つまりOVFで見ているのは、レンズを通して見えるそのままの画であり、EVFは実際に記録される画を写している液晶、ということです。OVFに慣れた方なら、明るい物から暗い物へレンズを振れば、ファインダーではその通りに再現されても、眼の瞳孔が開き、実際に見ている画と撮れる画の差が有っても、長年の感覚で撮れる画の明るさのイメージで撮影します。それに対してEVFは、見えている画と撮れる画の差が極めて近く、撮れる画を見ながら撮る、ということです。更に付け加えれば、レンズの明るさによる見え方の差が少ないです。一眼レフ機をお使いの方は、開放F値の明るいレンズを装着すればファインダー内も明るくて、明るいレンズを使っている恩恵を受けられますが、ミラーレスのEVFでは、適正露出された液晶表示を見ているのですから、装着するレンズの明るさの恩恵は少ない、と思いました。
EVFでも、背面の液晶モニターでも、レンズを通して受像センサーで再現された画、つまり撮影記録される画を見ながらシャッターを切るのですから、後で家に帰ってから「こんな画ではなかった」という失敗は少ないと思われます。その意味では、初心者向けとも言えるかもしれません。また、OVFに比べてEVFは視野率がほぼ100%ですから、その点でも失敗が少ないでしょうし、ミラーが無いので連写にも優位です(このKiss Mでさえ約秒10コマ)。しかし私のようにOVFに慣れてしまった眼には、暗いのに勝手に明るく見せるファインダー、というのに、どうも違和感がありました。OVF機を使っていても、ミラーアップしてライブビュー撮影を多用している方には、私のような違和感はたぶん無いでしょうが。
上記のようなことは、実は私自身がミラーレスに慣れていないこと、OVFに慣れてしまっていることが原因で、使い続けて行けば解決していくような気もしています。また、コンデジやスマートフォンからステップアップされた多くの方々には、こんな私が感じた違和感は無いのかもしれません。携帯電話がスマートフォンになったように、技術の進化や流行りの変化には、使い続けて慣れるという段階が必要なのかもしれませんね。

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慣れと言えば、同じキヤノンを使い続けてきたので、操作に関しては問題なく使えるだろう、と思っていましたし、確かに殆ど稀有だったのですが、1点だけ。どうもサブ電子ダイヤルがシャッターボタンに周りにある、というのが使いづらい。Avで絞りを調整するとき、Tvでシャッター速度を変える時、ISOを変更する時などは、このサブ電子ダイヤルを回すのがキヤノン機の常ですし、Kiss DXでもそうでした。そんな時に、右手の人差指がダイヤルを探してしまいます。もちろん、背面液晶画面でタッチして変更することは可能ですし、実際にはそうされる方の方が多いのかもしれませんが、ファインダーを覗きながら撮るスタイルの私には、Kiss DXのように独立したダイヤルの方が良かったと感じてしまいました。
もう一つ、これも慣れればある程度解決できることかもしれませんが、バッテリーの持ちが思ったより悪いです。EVFを覗きながらの撮影でも、失敗しないよう背面の液晶を開いて撮ったり、撮影途中でMENUで設定変更したり、撮った画を拡大表示してピント位置を確認したり、と背面液晶も結構使うのですが、そうなるとバッテリーが消耗します。今年の初詣に京都へ行った時に持出したのですが、120枚程撮ったらバッテリー切れになってしまいました。私が慣れていなくて、何度も背面液晶で設定をいじっていたのも原因だと思うのですが、このバッテリーは意外と持ちません(カタログでは約235枚と書かれてます)。一泊二日の旅行には、予備バッテリーか充電器が必要です。

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内蔵フラッシュは、使用頻度は少ないかもしれませんが、光量的に少なくても有れば便利なもの。これまでのKissのようにボタンでポップアップさせるのではなく、手動で持ち上げないと発光しない、と言う点は、ちょっとコストダウンを感じさせるところかな、と思いました。

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