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Kiss M ファーストインプレッション その3 [カメラ機材]

では、ダブルレンズキットに付いてきた標準ズーム(EF-M 15-45mm F3.5-6.3 IS STM)とパンケーキレンズ(EF-M22mm F2 STM)を取り付けて撮ってみました。

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EF-M 15-45は汎用性の高いレンズで、これを付けると一眼らしくはなりますが、ちょっとポケットには入れ難いですね。このレンズ、持った感じは非常に軽く(約130g)、一見するとチープさは感じ無くても、触ればやっぱり高級感は無く、かといってKiss Mの約2400万画素に対して絶対的に役不足という感じも無く、でも目を見張るほどの描写力でもなく、特別明るいレンズでもありませんから、良くも悪くもキットレンズという感じです。退役したKiss DXを12年前に購入した際はレンズキットでしたが、それに付いてきたレンズ EF-S18-55mm F3.5-5.6 II USM は、本当に「1000万画素の画を撮れるだけ」という感じで、すぐに手放してしまいました。同じキットレンズでも、コチラは12年分の進化は感じられるものです(もっとも、今のEF-S18-55 IS は良くなっているのかもしれませんが)。
一眼カメラ用キヤノンレンズは、これまで開放F値に関しては、最も暗くてもF5.6を死守してきました。それがこのレンズは、テレ端とはいえF6.3です。前回書いたように、OVFならばレンズの明るさがファインダーの明るさに繋がりますが、EVFならば自動的にファインダーでの明るさ調整がされますから、無理に開放F値にこだわらず、小型軽量化に力点を置いた方が良い、との判断なのかな、と思いました。

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このレンズで一番気になったのは、ボディの電源をONにしても、それだけではシャッターが切れない点。レンズ横に小さなスライドスイッチが有って、撮影する際は、このスライドスイッチをレンズ前面方向にスライドさせたまま、焦点距離を示す○印を15~45の焦点距離域の所までズームリングを回さないと撮れません(回すとレンズが2cm程繰り出します)。この操作をしない、つまり収納状態では、シャッターボタンを押してもエラーメッセージが出てシャッターが切れません。そうして○印を焦点距離域に回せばレンズ前部が繰り出し、シャッターが切れるようになるのですが、撮影後にボディの電源を切っても自動収納はされず、また手動でスライドスイッチを引きながらロックされる所までズームリングを廻してやらないと、レンズが完全に収納できません。この手動の沈胴式レンズには、コストダウンを感じると共に、小型・軽量化優先の姿勢が感じられますし、慣れれば問題無いのかもしれませんが、私的にはこの操作が結構面倒。私の用途「スッと取り出してパッと撮る」には、右手でボディを持ち、左手でこの操作の為のワンアクションが必要で、これだけで大幅減点、このレンズが嫌になってしまいました(まあ手放すことはないでしょうが)。
作例を一つだけ。
Kiss M+EF-M 15-45mm F3.5-6.3 IS STM
 絞り優先AE 評価測光 露出補正 +-0 シャッター速度 1/30 F5.0 ISO 400  焦点距離 21mm RAW

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そう考えると、もう一本の附属レンズ、EF-M22mm F2 STMの方がイイ感じに思えてきます。パンケーキレンズだけあって厚みが無いので、同じく厚みの無いボディとのマッチングも良く、この組み合わせならば小型軽量の恩恵を最大に受けられます。このEF-M22mm F2 STMには上記のようなスライドスイッチはありませんし、ボディの電源ONでレンズ前部が僅かに(2mm程)繰り出します(EF-S 24mm F2.8 STMと同じ)。F2.0の明るさは何物にも代えがたいですし、最短撮影距離0.15mも物撮りには便利ですし、描写力もこれまで使ってきたEF-S 24mm F2.8と大差無いように感じます。周辺光量落ちが少し感じられるのも同じですが、私的には(Kiss DXのように)こちらのレンズをメインに使っていくことと思います。
こちらも作例を一つだけ。
Kiss M+EF-M 22mm F3.5-6.3 IS STM
 絞り優先AE 評価測光 露出補正 +-0 シャッター速度 1/125 F2.5 ISO 400  焦点距離 22mm RAW

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父の入院 [日々の徒然]

昨日、仕事中の私の携帯電話に実母から電話が。「これから救急車で病院へ行くから」とのこと。私も急いで仕事を切り上げ、その病院へ向かいました。

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愚息2号の時のことが頭をよぎりましたが、幸い父は深刻な病状ではなかったので一安心。高齢なこと、原因が心臓であること、という訳で二週間ばかりの入院となるようです。せっかくKiss Mのインプレを書いているところですが、ちょっと暫くブログの更新ができないかもしれません。ご容赦ください。


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Kiss M ファーストインプレッション その2 [カメラ機材]

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最新のミラーレス一眼カメラで、しかもファミリー層がターゲットの機種ですから、簡単撮影機能や多彩な写真が簡単に撮れる機能が付いているのですが、まあ私としてはTvとAvしか使わないでしょうし、RAWでしか撮らないでしょうから、それらの機能については省略します。で、実際に撮ってみてどうか、です。
まずはEVF(Electronic View Finder)に慣れないといけないですね。これまで光学ファインダー(OVF、Optical View Finder)に慣れた私には、最初はどうも違和感がありました。例えば日中屋外で日の当たっている被写体を撮って、次に日陰の被写体にレンズを向ければ、OVFでは当然眼に見えるように、日陰の被写体はファインダーで暗く見えます。OVFに慣れた眼には当たり前でした。これがEVFでは、明るいシーンから暗い所へレンズを向ければ、ファインダーが自動的にパーッと明るくなります。これはOVFがレンズに入ってきた光をミラーで反射して、ペンタダハミラーやプリズムを通して直に見ているのに対し、EVFはレンズから入ってきた光の情報を撮像素子(センサー)で受光し、ファインダー用の小型モニターで見ている、この違いです。つまりOVFで見ているのは、レンズを通して見えるそのままの画であり、EVFは実際に記録される画を写している液晶、ということです。OVFに慣れた方なら、明るい物から暗い物へレンズを振れば、ファインダーではその通りに再現されても、眼の瞳孔が開き、実際に見ている画と撮れる画の差が有っても、長年の感覚で撮れる画の明るさのイメージで撮影します。それに対してEVFは、見えている画と撮れる画の差が極めて近く、撮れる画を見ながら撮る、ということです。更に付け加えれば、レンズの明るさによる見え方の差が少ないです。一眼レフ機をお使いの方は、開放F値の明るいレンズを装着すればファインダー内も明るくて、明るいレンズを使っている恩恵を受けられますが、ミラーレスのEVFでは、適正露出された液晶表示を見ているのですから、装着するレンズの明るさの恩恵は少ない、と思いました。
EVFでも、背面の液晶モニターでも、レンズを通して受像センサーで再現された画、つまり撮影記録される画を見ながらシャッターを切るのですから、後で家に帰ってから「こんな画ではなかった」という失敗は少ないと思われます。その意味では、初心者向けとも言えるかもしれません。また、OVFに比べてEVFは視野率がほぼ100%ですから、その点でも失敗が少ないでしょうし、ミラーが無いので連写にも優位です(このKiss Mでさえ約秒10コマ)。しかし私のようにOVFに慣れてしまった眼には、暗いのに勝手に明るく見せるファインダー、というのに、どうも違和感がありました。OVF機を使っていても、ミラーアップしてライブビュー撮影を多用している方には、私のような違和感はたぶん無いでしょうが。
上記のようなことは、実は私自身がミラーレスに慣れていないこと、OVFに慣れてしまっていることが原因で、使い続けて行けば解決していくような気もしています。また、コンデジやスマートフォンからステップアップされた多くの方々には、こんな私が感じた違和感は無いのかもしれません。携帯電話がスマートフォンになったように、技術の進化や流行りの変化には、使い続けて慣れるという段階が必要なのかもしれませんね。

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慣れと言えば、同じキヤノンを使い続けてきたので、操作に関しては問題なく使えるだろう、と思っていましたし、確かに殆ど稀有だったのですが、1点だけ。どうもサブ電子ダイヤルがシャッターボタンに周りにある、というのが使いづらい。Avで絞りを調整するとき、Tvでシャッター速度を変える時、ISOを変更する時などは、このサブ電子ダイヤルを回すのがキヤノン機の常ですし、Kiss DXでもそうでした。そんな時に、右手の人差指がダイヤルを探してしまいます。もちろん、背面液晶画面でタッチして変更することは可能ですし、実際にはそうされる方の方が多いのかもしれませんが、ファインダーを覗きながら撮るスタイルの私には、Kiss DXのように独立したダイヤルの方が良かったと感じてしまいました。
もう一つ、これも慣れればある程度解決できることかもしれませんが、バッテリーの持ちが思ったより悪いです。EVFを覗きながらの撮影でも、失敗しないよう背面の液晶を開いて撮ったり、撮影途中でMENUで設定変更したり、撮った画を拡大表示してピント位置を確認したり、と背面液晶も結構使うのですが、そうなるとバッテリーが消耗します。今年の初詣に京都へ行った時に持出したのですが、120枚程撮ったらバッテリー切れになってしまいました。私が慣れていなくて、何度も背面液晶で設定をいじっていたのも原因だと思うのですが、このバッテリーは意外と持ちません(カタログでは約235枚と書かれてます)。一泊二日の旅行には、予備バッテリーか充電器が必要です。

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内蔵フラッシュは、使用頻度は少ないかもしれませんが、光量的に少なくても有れば便利なもの。これまでのKissのようにボタンでポップアップさせるのではなく、手動で持ち上げないと発光しない、と言う点は、ちょっとコストダウンを感じさせるところかな、と思いました。

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Kiss M ファーストインプレッション その1 [カメラ機材]

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我が手元にやって来た新入り「Kiss M ダブルレンズキット」ですが、まずは、「なぜKiss M?」から書きたいと思います。
このカメラにサッカーを撮る為のサブ機としての性能は、元から求めてはいません。その為のサブ機は他にありますから。Kiss DXに代わるカメラには、スナップ写真や物撮りに手軽に使えること、その為に小型軽量であること、そして手の届く価格であること、が条件でした。たぶん多くの方々は、そんな用途にはスマートフォンを使われるでしょうが、やっぱりカメラを趣味としている以上は、(Kiss DXのように)それ用のカメラが欲しかったです。ただ、ミラーレス用のレンズを持っていない私は、別にキヤノンにこだわる必要もなかったのも確かで、他社製でもよかったのです。ただ上記の条件に加えて、センサーはAPS-C機であること、ファインダーが標準で有ること、という条件を更に加えると、選択肢は極めて限られます。センサーサイズについては、「ボケ」具合に影響します。この点は、やはり一眼を使う上で拘りたいところで、その点でフルサイズセンサーが一番なのですが、まだまだ高価で却下。妥協点はAPS-Cで、フォーサーズセンサー機も除外となります。デジタル一眼レフカメラを長く使い続けてきた私としては、背面の液晶画面を見ながら撮る、と言う行為は「気軽に撮る」に反します。たとえEVFであっても、ファインダーを覗いて撮る、というスタイルでないと、写真を撮った気がしません。そして、たぶんこれからも全てRAWで撮るだろうから、現像ソフトが必須、それならば手元に有る他機で撮った写真と一緒に現像できる「Digital Photo Professional」(DPP)が使えるCANON機が良い、という結論に至った次第です。
価格については、私はキャッシュバックキャンペーンを利用しましたが(既にこのキャンペーンは終了しています)、差し引きしての投資額が(液晶保護フィルム込で)72000円程です。当初購入予定だったKiss X9に比べれば高くなってしまいましたが、EF-Mレンズを持っていないので、レンズが必要だったことを考えれば仕方ないですね。現在の価格コム最安値では、ミラー機のKiss X9のボディ単体が49980円に対して、Kiss Mのボディ単体が59530円となっています。前者が発売開始から1年半経過しているのに対して後者がまだ9ヶ月であること、画素数は同じながら映像エンジンが一世代進化している事などを考えれば(この価格差は今後縮まって行くと思われますが)、まあ妥当かな、と納得することにしました。
現役引退した手元にあるKiss DXと比べてみれば、外観寸法も一回り小さく、何といってもボディの厚みの差が大きい。これはミラーの有無によるものでしょう。この体積における厚みは、バックへの収納スペースが大きく違いますし、パンケーキレンズ装着なら上着の少し大き目のポケットには入りそうです。カメラは小さければ良い、と言うものではないですが、私の用途「気軽に持ち出せて、スッと取り出してパッと撮る」には、Kiss DX以上に優位だと思えました。そして軽い。Kiss DXの510gに対して390g(ボディ単体で)。今年のテーマ「軽量化」に合致です。

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