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高校サッカー選手権 県大会決勝 [写真・撮影]

今年も高校サッカーのビックイベント、第94回高校サッカー選手権の県大会決勝を撮りに行ってきました。

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この大会は野球で言うなれば、甲子園出場を掛けた県大会、と以前このブログでも書いたことが有ります。事実毎回、多くの観客でスタンドが埋まります。ちょっと話が逸れますが、野球というスポーツで、甲子園出場を決める試合、甲子園での試合が注目されるのはナゼでしょう。実は中学生・小学生にも全国大会というのがあります。まだちょっと幼さが残る選手も見受けられますが、一生懸命さでは引けを取るものではありません。けれど保護者やチーム関係者ではなく、一般的な視聴者としては、高校年代クラスのレベルでないと眼を引かないからでしょうか。ではその上の大学生ではどうでしょう。高校生に比べて競技レベルは上かもしれませんが、競技人口が少なくなること、大都市圏に大学が集中しやすく、地方では馴染みが薄いこと、20歳前後といえばもう大人で、高校生までの純真さを感じられないこと、などが思いつきます。そう考えれば、アマチュアスポーツとして、この「高校年代」がちょうど注目されやすいのではないでしょうか。それに加えて、「最後の」という言葉が重みを加えます。もちろん、甲子園に出るような選手なら、卒業後も野球を続ける選手が多いことでしょうから、「それは地方大会でのこと」と前置きが必要でしょう。ただ、そんな地方で散っていく圧倒的多くの選手たちは、高校を卒業して社会人になるにしろ、大学に進学するにしろ、それまで続けてきたスポーツ・部活動に区切りをつける子達が多いのが現実。そう考えると、これまで甲子園を目指すドラマや作品が数多あることに納得できます。それと同様なことが、この「高校サッカー選手権」にも当てはまります。

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この時期ですから、進学校では1.2年生のチームになってますし、3年生主体の高校では、その「最後」を少しでも引き延ばそうと意地を見せるチームもありますから、一回戦や二回戦では大差の試合やジャイアントキリングが起こることもありましたが、我が県の決勝は、まあ予想された組み合わせとなりました。当日は雨。それでも私が今年撮った試合では最多の観客数でした(毎年の事ですが)。
バックスタンドには、両校の応援団が声を枯らしてエールを送り続けます。サッカー部以外の臨時応援団も含んでいましたから、そのボリュームはメインスタンドに跳ね返って響きます。プロやそれに近い経験を持つ選手にはそうでもないかもしれませんが、一般の高校生選手には、これだけで俄然気合が入ろうというもの。それを傍らで撮る私にも、ビンビン伝わってきます。この雰囲気こそが、アマチュアスポーツの醍醐味、学生スポーツの真骨頂、なのでしょうね。

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我が愚息2号は先日書いたように、本命校に準々決勝で敗れましたが、結果はこの高校が順当に全国行きのキップを手にしました。決勝で対戦した両校には、愚息の中学時代のチームメイトが何人か出ていたので、久しぶりに成長した彼らを撮ることができて楽しかったです。試合前後にはその保護者の方々と談笑したり情報交換もしましたが、こんなことも今年で最後かな、と思うと選手と同じように、ちょっと感傷的になりました。来年も撮るとすれば、もっと冷静な第三者の眼になっていることでしょうね。

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全国大会の組合せ・日程も決まりました。この全国大会に行く高校を除けば、多くの高校生サッカー選手が一区切りをつけたことでしょう。社会人になっても進学しても、サッカーを続ける子達もいれば、愚息のように別の道を模索する子達もいるでしょう。いや、もう「子達」ではないですね。高校を卒業すれば、大人の仲間入りと考えて良さそうですから。彼らにとって、泥まみれになってボールを蹴ったこと、暗くなるまで走り続けたこと、ケガで思うようにならず悔やんだこと、練習後に仲間と笑いながら帰ったこと、そんな記憶が想い出となって、これから先の礎となっていくでしょうし、そうなることを切に願っています。

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