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全日本少年サッカー大会 [サッカーあれこれ]

先週の日曜日、全日本少年サッカー大会の当県での最終日を撮影に行ってきました。

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第36回目となる全日本少年サッカー大会、小学生年代のサッカーとしては、全国大会まで有る一番大きな大会だと思います。なので、この大会にかける小学生サッカー選手たちの想いは熱く、元々保護者の影響が大きいこの年代ですから、その保護者の熱気をも巻き込んで、例年良い意味でも悪い意味でも盛り上がる大会です。当県では最終日に、予選リーグを勝ち残った8チームがトーナメントにて県代表を決めます。
ご存知の方も多いと思いますが、小学生年代の大会は、日本サッカー協会の勧める8人制サッカーが殆どになり、当然この大会もそうです。確かに8人制は、一学年11人揃わない田舎のチームにも門戸を広げ、一人あたりの試合中にボールを扱う時間を増やし、攻守の切り替えが早くなり、一対一の場面が多くなり、スキル会得の著しいこの年代に適しているのかもしれません。実際、サッカー先進国でこうした方法が根付いているため、日本もそれに習って、という訳で、撮っている私にも、そのメリットは確かに感じました。
ただ、練習試合ではなく、全国へ繋がる公式戦となると、どのチームも勝ちにこだわります。個人のスキル向上のための8人制では、裏返せばそのチームに一人か二人の有能な選手がいれば、チーム戦術など関係なく勝てることがあります。ゴールキーパーからロングボールが来て、それを上手く扱うことが出来れば、直ぐに相手ゴールに迫ることが出来ます。なので8人制での試合は、個人スキルの高い選手を擁するチームが圧倒的に優位です。そこで私、これはチームスポーツなのだろうか、とちょっと疑問に思ってしまいました。
ゴールキーパーがゴールキックを蹴ります。そのボールが誰も触らず、相手ゴールキーパーまで届いてしまいます。そのボールを受けたゴールキーパーが蹴ります。また誰も触らず、相手ゴールキーパーがキャッチします。当日そんなシーンを何度見たことでしょう。ロングボールで一発を狙えば、そんな結果になることもあります。負けているチームが何とか1点が欲しい、試合時間残り少ない時に一発逆転を狙いたい、スキルの高い選手が居ないからとにかく蹴って走る。小学生がそんな勝つため、単に点を取るためだけのサッカーをしてイイのかなあ、と。まだ以前の11人制の方が、ボールを繋いでゴールに迫るという、チームスポーツの形が見えていたのではないか、と。
もちろん、私はサッカーの指導者でもなく、その経験も無く、特別造詣が深いわけでもありませんから、的外れなことなのかもしれません。ただこの目の前の小学生達(U-12)が、あと半年ちょっとすれば、この倍の大きさのグランドで11人でサッカーをすることを考えれば、そのギャップの大きさを感じてしまいます。8人制のメリットは理解しつつも、U-11やU-10までで採用した方が良いのでは、などと思ってしまいました。
でもまあ、そんな諸々の事は置いといて、この日真剣にボールを追う小学生のこの子達は、確かに輝いていました。負ければ終わりのトーナメント戦ですから、敗戦に思わず涙を見せる子の姿を見ていると、何年か前の我が子を思い出したりして。そしてこの子達が皆、中学生になっても高校生になっても、こうした輝きを失ってほしくは無いなあ、とも思いました。何と言ってもそれこそが、私の貴重な被写体なのですから。

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