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ファーストインプレッション その4 [カメラ機材]

ファーストインプレ4-1.jpg
上の作例
1D4+EF300mm F2.8 L IS   焦点距離   300mm  シャッター速度優先AE  WB(太陽光)
F5.0   SS 1/1000   ISO 100   評価測光   露出補正 +-0   AI SERVO AF  RAW
 
長々と書いてきた1D4のファーストインプレだが、今回で一応の終わりにしたい。
それにしても、1010万画素から1610万画素に高画素化された画は素晴らしい。1D3の1010万画素は、1D3登場時から少ないと思っていた私としては(1D3の最大の不満点だと思っていた)、画素数が1.6倍になった点だけでも、充分買い替える価値があると個人的には思う。一般的にこの高画素化は、画の緻密さが上がったという利点をユーザーにもたらすのだが、スポーツ撮影などではむしろ、トリミング耐性が上がった、という利点の方が大きいかもしれない。トリミングに関しては賛否両論あると思うし、必要無いのが一番だとは思うが、単焦点レンズでの動体撮影では避けられない場合もあるし、トリミング後の画がプリントに堪え得るサイズを保ってくれていることは、大いに撮影者の助けになると思う。ただ、高画素化はブレやズレが目立ちやすい、ということは7Dでも体験済み。等倍鑑賞が簡単にできるデジタル画像では、高画素になればなるほど、高倍率のルーペで見ているのと同じ。高画素になればなるほど、まるで被写界深度が狭くなっていくような感じを私は抱いている。追従性の上がったAFとはいえ、より慎重なフォーカス合わせが要求されそうだし、まだ慣れてない今は、1D3の頃よりシャッター速度を少し上げて撮るようにしている。
1D2,1D3と使ってきて、その画に関しては、デフォルト設定では、レタッチ前提の一見冴えない画であることは体験していた。まあこれは、レタッチ耐性を確保するという意味だろうし、その後自分なりの設定&レタッチをすればよいのだが、その点で1D4は、最初から見栄えのする画をデフォルトで出してくれるようだ。シャープネスを少し強くしたかな、とも感じ、高画素化と相まって、緻密な素晴らしい画を見せてくれる。これは昨今のデジタル画像に対して、ユーザーがシャープさを求める傾向にあることに対応した結果だろうか。
それと画に関しては、オートライティングオプティマイザーをどう評価するかにもよる。今回の1D4から採用されたこの機能(私は7Dで体験済みだが)、まるでレベル補正をしてくれるような感じになる。1D3でのサッカー撮影の時は、露出補正をプラスにするのを常にしていたが、1D4でこれを使う場合は、あえてしていない(7Dも同様)。後処理の手間が省けた、とも考えられ、一般的な見栄え重視ならば、なかなか有効な場合が多いが、作品作りなどで利かせ過ぎが不快に思う場合もあろう。これのON/OFF、3段階の強弱の付け方、それに加えて他のパラメーターの設定など、これらの組み合わせで得られる画が変わってくるので、ユーザーとしては、自分好みに手の入れるところが多くなった、ということだろう。この辺りのことは、撮影者自身の好みや志向、使用目的などで変わってくるだろうから、私も今後、もう少しいろいろ試してみたいと思っている。
最後に、オートホワイトバランスに関してだが、どうも私には黄色が強いような気がしている。これは私の個体だけのことなのかどうか分からないが、WBを微調整することが、最近少し多くなった。
ファーストインプレ4-2.jpg
上の作例
1D4+EF400mm F2.8 L IS   焦点距離   400mm  シャッター速度優先AE  WB(太陽光)
F4.5   SS 1/1250   ISO 100   評価測光   露出補正 +-0   AI SERVO AF  RAW
 
以上はあくまで、1D3から1D4に乗り換えて感じた、まず最初に感じたインプレッション。他機種との比較・乗り換えではまた変わってくるとかもしれないし、サッカーという望遠レンズを使って不規則に動き回る被写体を撮る場合であって、他の撮影状況では印象が変わってくる場合もあるだろう。遅くなった・早くなったといっても、あくまで私の感覚での話なので、その点は留意していただきたいとは思う。
最後にもう一つだけ付け加えたい。今回このインプレを書くにあたって、これまで1D4で撮った画を順次見ていった。そこで気付いたのは、歩留まりが次第に向上していること。私の腕が上がったのではない、たぶん次第に慣れていったのだと思う。慣れて向上するということは、やっぱり少なからず1D3と1D4の差は存在するということだろう。このインプレの最初に、1D3とあまり変わらない印象・1D3と同じようにセッティングして撮り始めた、と書いたが、今後更に慣れて、煮詰めていけば、今以上の性能を引き出せるかもしれない。趣味とは・カメラとは、まったく奥深いものだと痛感する。
1D2を最初に手にした時は、こんな高級機に手を出してしまって大丈夫だろうか、と不安になった。1D3に買い替えた時は、なかなか使いこなすには手強い、と感じた。今回1D4を手にして、嬉々としている自分に気付く。当分の間、私の愛機としてサッカー場で活躍してくれることは、確信している。
ファーストインプレ4-3.jpg
上の作例
1D4+EF400mm F2.8 L IS   焦点距離   400mm  シャッター速度優先AE  WB(M)
F2.8   SS 1/1000   ISO 1600   評価測光   露出補正 +-0   AI SERVO AF  RAW
 

ちなみに・・・


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