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海を見ていた午後 [巷の雑感・時の想い]

海を見ていた午後1.JPG

海に面していない県もあるけれど、わが街は、東に行けば海に辿り着く
けれど、その海岸には砂浜などは無く、コンクリートで固められた岸壁
多くの工業製品を積み出す貿易港なのだから、仕方ないこと
そこで働く人々、行き交う大型トレーラー
でも、釣りを楽しむ人影も、有ったりする

ここは湾内だから、当然なのかもしれないけれど、秋晴れの下での静かな波間
人は海から来た、と聞いたことが有るけれど、そうかもしれないと思える穏やかな心
振り返ればきっと、けたたましく時が流れているけれど、眼の前はゆったり泰然自若
本当は、ここで海を見て過ごせる身分ではないのだけれど、今はただそうしていたい

傍らには、太いロープでつなぎ止められている船
大海原に飛び出していきたいのに、不自由な身に無念を抱かえているのだろうか
それとも、その時に向けて着々と準備して、夢を羽ばたかせているのだろうか
物言わぬ彼の胸中など、通りすがりの私などに、分かる由もない
他人が気軽に踏み込んで行ける領域ではないと、船体に無数に刻まれた傷が語る

そんな午後を佇めば、無駄な時間をすごしてしまった、と自責の念に苛まれる
無駄、無駄なのだろうか
作る、配る、話す、運ぶ、売る、治す、育てる、守る、壊す、書く、愛する
人は、そうし続けなければ、存在する価値の無いものだろうか
生きていては、いけないのだろうか

西の山間に沈む夕日は、きっとまた、東の海からやって来るのだろう
踵を返しながら見上げれば、半月
もし、そうなら、と想う
海へ帰るのも、良いのかもしれない

海を見ていた午後2.JPG











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cimarron

童謡/唱歌 海

海は広いな 大きいな
月がのぼるし 日が沈む

海は大波 青い波
ゆれてどこまで続くやら

海にお舟を浮かばして
行ってみたいな よその国

私は小学生の頃この歌が好きでよく歌っていました。
歌詞の通りよその国、アメリカに来てしまったのは偶然だったのだろうか?

現在住んでいる自宅から海が見える所まで車で10分位、夕日や月明かりに輝く姿を見ているとホッとしますね。

でもこの海の向こうに日本があると思うとちょっとグッと来るのは歳のせいでしょうか・・・・・
by cimarron (2012-10-28 12:41) 

ジュニアユース

Cimarronさん、こんにちは。
私は海外での生活は経験無いのですが、異国の地でも、いや異国ならなおさら、海を眺めると
望郷の感が沸き起こるのでしょうね。そのくらい、海は素敵な場所だと思います。それが海岸であろうと、
港であろうと、砂浜であろうと。


by ジュニアユース (2012-10-29 21:35)