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高校サッカーダイジェスト Vol.22 [写真・撮影]

夏の甲子園と肩を並べる程になった感のある「高校サッカー選手権」。出場48校が決まり、組み合わせ抽選会も終えて、12月30日の開会式から1月8日の決勝戦まで熱戦が期待できます。我が県の代表校を決める試合を撮りに行ったことは、このブログでご報告しましたが、雑誌「高校サッカーダイジェスト」誌のカメラマン兼務でした(今回で4年目)。その雑誌が現在書店で並んでいることと思います。
(なお、報知新聞社からも同様の特集号が発刊されていますが、その号の写真撮影も兼務しています)

高校サッカーダイジェスト22-1.jpg

私の手元にも、先日その雑誌が送られてきましたが(自分の撮った写真が載る事は嬉しくもあり、恥ずかしくもあるのですが)、毎回その掲載写真を見ていて勉強になる点が多いです。「ああ、こんなシーンも撮っておくべきだった」とか「この瞬間を捉えるのは凄いなあ」とか。サッカーのプレイ写真は、常に流動的に動く被写体が相手ですから、同じ写真は二度と撮れない、撮り逃がせば挽回不可能な写真です。それ故に難しくもあり、面白くもあるのですが、まだまだ反省すべき点が多い、といつも発刊されてから思います。
今年も間もなく終わります。そして来年もサッカーを撮り続けることと思います。今年は新たに導入した機材を試す目的もありましたが、来年はそんな言い訳は無しです。今年撮った写真をこのオフの間に再度じっくり見直して、来年に向けての英気としたいものです。






高校サッカーダイジェスト22-2.jpg

そんな訳で、一部機材をメーカーへ調整に出すことにしました。詳細はまた後日に。

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連戦、連写、また連戦 [写真・撮影]

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サッカーを撮り始めて14年、県サッカー協会のカメラマンを務めさせていただいて9年、過去最高じゃないかと思うほど、連戦が続いてます。
愚息1号2号が現役の頃は、たぶん毎週撮影ということも有ったとは思いますから、こんなことは初めてではないと思います。ただ、性別・年代が様々で、全国大会または全国大会出場が掛かったという重要な試合が毎週続く、というのも珍しいかもしれません。

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・10月28日(土)皇后杯全日本女子サッカー選手権一回戦二試合(延長戦を含む、雨)
・10月29日(日)皇后杯全日本女子サッカー選手権一回戦二試合(延長戦を含む、台風豪雨)
・11月4日(土)皇后杯全日本女子サッカー選手権二回戦二試合(晴れだが寒風)
・11月5日(日)皇后杯全日本女子サッカー選手権二回戦二試合
・11月11日(土)全国高校サッカー選手権県代表決定戦(決勝戦のみ、雑誌社のカメラマン兼務)
・11月18日(土)全日本女子ユースU-18サッカー選手権東海大会一回戦二試合(雨)
・11月19日(日)全日本女子ユースU-18サッカー選手権東海大会準決勝&決勝
・11月26日(日)全日本少年サッカー大会県予選最終日(合計五試合)
この一ヶ月で撮った試合です。いづれも、自分の子供を撮る、自分の子のチームを撮る、ということではなく、あくまで県サッカー協会のカメラマンとしてです。県協会からは、「この大会を撮りに行け」という指示は特にありません。要望は有りますが、断ることは可能です。任意です。けれど、任されたからには(たとえボランティアであっても)、多少なりとも責務はあるでしょう。苦労はしても、サッカーを撮ることが好きだからでしょう。そして何より、「私が撮ることで誰かが喜んでくれる」、その事実が私を撮影に駆り立てます。今年は酷暑の夏に撮影が無かったので、この時期が一番忙しく、これはたぶん来年以降もそうなることでしょうね。

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・1D MarkⅣ+EF400mm F2.8 L IS Ⅰ型
・1D MarkⅣ+EF200-400mm F4.0 L IS+1.4x
・1DX MarkⅡ+EF400mm F2.8 L IS Ⅰ型+1.4xEXTENDERⅢ型
・1DX MarkⅡ+EF200-400mm F4.0 L IS+1.4x
・7D MarkⅡ+EF300mm F2.8 L IS Ⅰ型
・7D MarkⅡ+EF200-400mm F4.0 L IS+1.4x
この一ヶ月で使った機材です。その日の天候や試合のグレード、サッカー場の撮影位置などを考慮して、撮影機材の組合せを決めます。複数の組合わせを持ち込んで、前後半で機材を入れ替える、ということもしています。EF200-400の使用率が高いように見えるかもしれませんが、それは本当です。今年はこのレンズを使い尽くすよう、意識しています。

連戦3.jpg

1D MarkⅣ 8926枚
1DX MarkⅡ 6541枚
7D MarkⅡ 4691枚
合計20158枚(全てRAW)
この一ヶ月で撮った枚数です。勿論、ミスショットや使えない写真が2割程出て来るでしょうから、それらは削除しますが、枚数多ければ良い、という訳ではありません。私は以前に、数を多く撮ることより撮った写真の平均レベルを上げる方が良作に繋がる、と書いてきました。なので、まったく自慢ではないのです。しかし、連写を使う以上、必要な一コマを撮るために前後の無駄を承知で連写する、これはサッカー撮影では当たり前のようにありますから、ある程度の枚数を撮ることは仕方ないことだと思います。そして依頼撮影故に、両チームを万遍なく撮る、ということが要求されますから、それも撮影枚数増加に加担します。更に、今季からズームレンズを導入しました。可変焦点距離のズームは単焦点に比べ、格段に撮れる幅が広がり、撮影枚数の増加につながった面もあると思います。

連戦5.jpg

この一ヶ月、撮った写真を全て見て、選別して不要な写真を削除し、必要な写真はレタッチし、全てRAW画像なのでJPEGに現像し、クライアントの元に送る、という作業を続けています。私にも生計を維持する仕事が別にありますから、それを済ませてから夜遅くまで頑張ってますが、現在溜まっている写真を解消するにはまだまだ時間が欲しい、というのが本音です。でも、誰かが楽しみに待っていてくれる、と思えば、急がねばなりませんね。がんばります!
(でも、今年はこれで終わりじゃないのよねぇ)

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第96回全国高校サッカー選手権大会 県大会決勝戦 [写真・撮影]

夏の高校野球程ではないかもしれませんが、この大会も冬の風物詩となった感があります。「第96回全国高校サッカー選手権大会」、その県代表を決める試合が昨日行われました。

高校サッカー選手権1.jpg

県サッカー協会のカメラマンとしては外せない試合ですし、某サッカー雑誌のカメラマンも兼務(今年で4年目)してますので、天候を気にしながら会場に足を運びましたが、風は強いものの昨夜の雨も上がって快晴。まあそれはそれで苦労することもあるのですが、皇后杯一回戦の台風豪雨の中での撮影に比べれば、ずっとマシですね。

高校サッカー選手権3.jpg

この決勝戦、毎年撮っていて観客数が徐々に増えているような気がしていたのですが、役員の方にお聞きすれば、今年の入場者数は2960人とのこと(有料なのに)。サッカー先進県ではもっと多いでしょうが、我が県でこれほどまで入る試合は無いですね。試合のグレードとしては、天皇杯や皇后杯の方が上なのでしょうが、それよりずっと多い観客数が、この大会の人気・注目度を如実に表していると思いました。スタンドを眺めれば、両校の生徒や関係者、保護者はもちろん、この決勝戦までに敗れ去った学校の選手達も、その決着を見るために多く見かけます。また、今後進学する高校を見定めようとしてか、中学生の姿もあります。さすがに全国的には注目されない県ですから、大学やJのスカウトの姿は見かけませんが、各年代のサッカー指導者や各校のOB、そして純粋な高校サッカーファンの方々も。それら年代様々な観客の下で行われる試合を戦える両校は、ちょっと羨ましくもありますね。

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撮影に関しては、日差しがキツイので、逆光になると選手の顔が真っ黒。かといって、撮影場所の指定は厳しくて移動は困難という状況ですから(毎年の事ですけど)、バックスタンド側の応援席に混じって撮ることにしてます(これも毎年の事です)。これなら少しは動けます(その分、ピッチから少し離れますが)。それでも逆光は避けられませんから、これは後処理のレタッチで対処するしかないですね。

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序盤は探り合いの展開でしたが、徐々に熱を帯びて来たことを肌で感じながらシャッターを切ります。もちろん、我が愚息たちの卒業校ではないので特別な思い入れは無いのですが、つい試合展開に入り込んで撮ってしまっている自分に気づきます。写真を撮るということは、ただレンズを振ってシャッターボタンを押すだけの行為には違いないのですが、そうして集中してシャッターチャンスを狙いながら撮ることは結構な重労働、ということが分かって頂けるでしょうか、失敗できない雑誌社のカメラマンも兼務している事もありますが。それでもこの日は一試合だけだったので、先週の皇后杯の一日二試合に比べれば疲労度は少なかったです。

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会場を後にする時は、もう役員・スタッフの人しか残っていませんでした。この試合を撮ってしまうと、もう今年の残り少なさを感じてしまいました。

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第39回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会一回戦 [写真・撮影]

先週末、我が県で「第39回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会」の一回戦4試合が行われました。

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元日決戦でお馴染みの男子「天皇杯」の女子版です。全国の地域代表となでしこリーグ所属の計48チームがその年の頂点を目指す、歴史ある大会です。その一回戦と二回戦が我が県で行われるのは、私が協会のカメラマンを務めさせていただいてから続いてますし、このブログでも何度か紹介してきました。そして今年も、10月28日(土)と29日(日)の二日間に一回戦4試合が行われました。

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ご存知のように、秋雨前線の雨に加えて台風接近です。土曜はまだ普通の雨中の試合でしたし、日曜日の一試合目は何とか。それが二試合目から豪雨となり、風も出てきました。天然芝のピッチはいたる所に水溜りができ、ボールを蹴ることさえままならず、水飛沫が上がります。雲は厚くて、照明を付けても暗い。これから近づいてくる台風では、天候が回復する見込みはありません。

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しかし、全国大会です。トーナメントです。負ければ終わり、勝てばより強い相手と闘える権利を手に入れられます。遠方からはるばる来てくれた彼女たち、その闘争心はこんな天候でも、まったく衰えるどころか、この悪条件だからこそ掻き立てられているようにも感じました。スタンドから、役員席から、離れた場所からご覧になった方々にはどう映ったでしょうか。私はピッチ脇で彼女たちの闘志のぶつかり合いを感じながら、無心にシャッターを切っていました。試合に入り込み、選手の意気を感じてシャッターを切る、これこそがサッカー撮影の醍醐味ではないでしょうか。

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もう何年もサッカーを撮り続けて、一、二を争うぐらいの悪天候でした。この状況での試合は、間違いなく選手に勝つ意欲と体力を要求します。撮影も選手同様、通常に比べ倍以上の労力と高機能の機材が必要となります。疲れました。ずぶ濡れになった体は重く、しばらく動けませんでした。でも最後にそれが心地良く感じることができたのは、きっと彼女たちの全力プレイのお蔭だと感謝しています。勝ち上がったチームも敗退してしまったチームにも、惜しみない拍手を送りたい気分で会場を後にしました。

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