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SDHC UHS-I [カメラ機材]

先月、夏の連戦に備えて、SD CARDを購入したことをご報告しましたが、改めてその件を書き足しておこうと思います。

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私はこれまで、CF cardをメインに使ってきました。7DはもちろんCFオンリーですし、1D4のダブルスロットも、CFをメインにして、足らなくなった場合のみSDへ、という使い方でした。そのSDHC CARDは、何年か前(確か1D3の頃)に購入した、Sandisk Extreme 8GB(30MB/s)です。これがどうも書込み速度が遅くて不安で、まあ足らなくなった時の予備的な使い方だからイイか、と妥協してきたのですが、価格下落も進んでいるみたいだし、この夏の連戦前に新調を、という訳で、同じくSandisk製のExtreme Pro(95MB/s)を購入しました。
で、いつもの定番ソフトで測ってみたところ、以下のとおり。ちなみに購入は通販でしたが、信頼できる「カデンオンライン」という店から購入しましたので、正規品だと思います。

SDHC-UHS-I-2.jpg

同日、その他のメディアも測ってみた結果は、以下のとおりです。
SDHC-UHS-I-3.jpg

速度が全然出ていないじゃないか、と思われるでしょうが、これは私の使っている内臓カードリーダーがボトルネックになっているせいで、ちょっと見た目にはそれほど差が無いように思えますね。
では、実際に1D4に装着して使ってみればどうか、です。正確に測った訳ではない、あくまで個人のテストという前提で書かせていただければ、
CF Sandisk Extreme Pro(90MB/s) バッファーフルまでRAWで33コマ、書込みランプ消灯まで9秒
SD Sandisk Extreme Pro(95MB/s) バッファーフルまでRAWで24コマ、書込みランプ消灯まで22秒
SD Sandisk Extreme (30MB/s) バッファーフルまでRAWで24コマ、書込みランプ消灯まで27秒
という結果になってしまいました。確かにSDHCをExtreme Pro(95MB/s)にして書込み待ちが短縮されてはいるのですが、期待したほどには遠く及ばず、です。これは、SDHC側がUHS-Iに対応して速度を上げているのに対して、カメラ側が対応していないために、その成果が出ていないのが主な原因だと思われます。う~ん、今回の購入は失敗だったかな~(CFを追加購入の方がよかったかな)。現在の私の機種(1D4,7D)を使い続ける限り、これらの今までの手持ちメディアで十分ということでしょう。逆に言えば、カメラボディを替えた際に、記録メディアも一緒に新調するという、従来からの私の方法が正解だったのかも。
でもまあ、
CF  Sandisk Extreme Pro(90MB/s)16GB 価格コム最安値 10300円
SD  Sandisk Extreme Pro(95MB/s)16GB 価格コム最安値 4580円
ですから、まあイイか。やっぱり、CFメインでSDは予備ということで。

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汚れた英雄 [本・映画・アニメ・詩歌]

前回は、私が以前バイクに乗っていたことを書きました。今更そんな昔の事をどうして引きずり出したのか、と言えば、先日レンタルビデオ屋行ったのがきっかけ(実は前回の記事は前フリなのです)。旧作7泊8日1本100円コーナーで見つけてしまったのが、「汚れた英雄」です。

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大藪春彦原作の小説(1969年)を、当時の角川書店・角川映画社長の角川春樹氏自らが作った初監督作品(1982年12月公開)。当時の角川映画は、派手にテレビ宣伝してましたから、憶えておられる方もいるかもしれません。原作は読んだことが無いので(1960年代の設定らしい)その対比はできないのですが、公開当時のレースシーンに置き換えて、その長編のエッセンスの一片を再現したとか。まあ私なりに簡単にあらすじを書かせていただくと・・・
全日本ロードレース選手権GP500クラスに参戦するプライベートライダー北野晶夫は、全日本チャンプを手土産に、世界選手権への参戦を目指していた。彼は上流階級の女性を次々とパトロンにすることで、レース参加の膨大な費用を生み出し、ワークスライダーと堂々と渡り合う。そして最終戦で雌雄を決することとなった
という、長編小説をベースにしている割に、映画としては実に分かりやすいもの。主人公の北野晶夫を演じるのは、長身でハーフゆえの濃い目鼻立ちでプレイボーイ役にぴったりの草刈正雄。レーサーとしてのストイックな姿と、女性を惹くオーラを上手く演じ分けていると思いますが、まあ映画としての評価は決して高くないです。ストーリーに深みは無いし、無駄なカットも多いし、どこが「汚れた」なのか分からなかったし、やっぱり今見てもB級の邦画なのでしょう。
ただ当時として、ヤマハが全面協力して菅生サーキットで撮られたレースシーンは迫力がありました。今では小型のCCDカメラなどの機器やCGが使えますし、現在のテレビ放送ではそんなライブな映像が当たり前のように流れていますから、珍しくもないですよね。それが、そんなものがまったく無い当時、ライダー目線で捉えた映像には興奮しましたね。バイクに乗ったことが無い方にはイマイチだったのかもしれませんが、一度でもハングオンの経験のある方だと、ウワッ!と思いました。何といっても実際にYZR500(一部TZ500)を使い、主人公のレースシーンを担当したのは、あの平忠彦なんですからネ。
この映画の一番の見どころは私的には、ラストではなく冒頭の4分程だと思うのです。真っ暗なトランスポーターの中で、レース前の集中を高めるライダー1人。皮つなぎのジッパーを閉め、ヘルメットとグローブを手におもむろに立ち上がり、ギュッギュと皮の擦れ合う音を立てながら(皮つなぎを着たことある方、分かりますよね)ドアを開ければ飛び込んでくる、2ストロークエンジン特有のレーシングサウンド。間違えれば命に関わる事故にもつながるレースに臨む、孤独なレーシングライダーの儀式がそこにあります。そして、ローズマリー・バトラーのテーマソング「Riding High」。この冒頭部分だけは、今でも秀逸だと思うのです。というか、この数分を見て何も魅力を感じなかったら、もう後は見なくていいかも。

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当時滅多に行かない私がですよ、映画館へ見に行った記憶があります。見終わって出てきた観客のほとんどが、ライダーの眼差しでしたね(もちろん私も)。峠に行けばこのテーマソングが脳裏に流れていた、なんていう青春時代の笑い話と言えば、その通りなのですが、こんな映画でも(失礼)ちゃんとDVDになって今も残っていたということが、何とも嬉しかった、ということで。



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YAMAHA FZ400R [日々の徒然]

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どうしてオートバイの免許を取ろうと思ったのか、未だにはっきりとした理由を思い出せないのですが、社会人となった1年目に、中型自動二輪の免許を取りにいきました。既に自動車免許を持っていたので、教習所通いもそれほど長くなく、仕事をしながら通ったにしても、意外と簡単に取れたと思います。バイクがそれほど好きな訳でも、興味が有った訳でもなかったですが(それ故、大型二輪はまったく眼中に無し)、社会人としての生活も軌道に乗り、何だか無為な時間ばかりを過ごしているように感じて、今しか取れないだろう、と思って行ったのかもしれません。自動二輪ではなく、大型自動車免許だったら、今は違った仕事をしているかもしれませんね。
免許は取ったものの、そんな曖昧な動機だったせいか、すぐにバイクを買おうという意気込みも情熱も無く、また社会人2年目では貯蓄も無く、さりとて興味が全くない訳でも無く、という中途半端な状態が続いていた時、会社の後輩がバイクを買ってしまいました(中古ですけど)。まだバイク=暴走族のイメージが完全に払拭しているわけではなかったですが、当時はスポーツ系バイクが花形だった時期で、それもレーシングレプリカと呼ばれる、市販レーサーをスペックダウンしたようなモデルが注目を集めていました。当時のF3クラスが4スト400cc、2スト250ccという規定が有ったせいで、そのベースマシンが各社から出揃い始めた時期でした。後輩が買ったのはそんな一台、HONDA CBR400F でした。最初は、HONDA VT-250Fでも、と思っていましたが、後輩が実際に乗っている姿を目にすれば、私の物欲に火をつけた、というのは想像できるでしょう。アメリカンなどには目も向けず、狙いはスポーツ系バイクのみ。新車は無理だけど、程度の良い中古は無いものか、2サイクルは性に合わないから、4サイクル4気筒400ccで、と探してみると(当時は東京都大田区に住んでいたので、その点でも有利だったかも)、見つけてしまったんですよね、走行距離僅かの新古車を。出たばかりのボーナルと僅かな蓄えを全て使って買ったのが、YAMAHA FZ400Rでした。初めて買うバイクとしては、ちょっと辛口なモデルだったのですが。

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今の私の残っている僅かな記憶をたどると、このFZ400R(1984年発売開始)は、この手のスポーツバイクの中でもかなり硬派なモデルで、メインフレームはスチール製角パイプでしたが、アルミ角断面スイングアーム+モノクロスのリアサス、当時流行のフロント16インチ&リア18インチホイールという、YAMAHAが作ったF3レーサーベースモデル。低回転域ではトルク感は稀薄で、前傾姿勢をかなり強要されるポジションで、しかも乗り心地も悪く、ミッチョンもガキッと堅く、低速で回る交差点などではドアンダーで、とまあ、街中では決して乗りやすいバイクではありませんでした。後輩のCBR400Fの乗り易さとは大違い。ところがです、街中から峠に連れ出してみると表情一変、牙をむいた素顔が表れます。5500rpmを超えると、緻密に組み上げられたことを示す金属音と、元々大人しく無いエキゾースト音は快音領域へ導き、もっと廻せとライダーを挑発します。乗り心地の悪さはバンクしたときの剛性感に変わり、ダラ~と走った時のアンダーは、きちんと加重移動を加えれば実にクイックでシャープ、そして深いバンク角。考えてみればそれは当然で、こうした場所を走るために生まれてきたバイクなのですからね。
その毒牙に魅了されてしまうと、峠に行きたくなります。早朝の奥多摩や箱根を目指し、後輩と一緒に走りに行ってましたね。元々タンデムなんかできないようなシートでしたから、行くのはいつも後輩と二人(二台)だけで、深夜4時頃出発。早朝といえども週末の峠はそれなりに賑わっていたようですが(その分警察の監視も厳しかったようですが)、私たちは平日にしか休みが取れない仕事でしたから、結構空いていて(AM8時までは)、初心者なりに楽しめたと記憶してます。そうなんです、腕を上げるとか、レースに出る、なんてことは端から頭には無く、自分のバイクで自分の力量の範囲で、思いっきり走らせられれば、それで充分だったのです。その道の玄人の方々もいましたが、そんな方々と一緒に走ることも無く、特にチームやクラブに所属する気も無く、気持ちよく走って、帰りに美味いものでも食べて帰る、という、バイクは硬派なのに、ライダーは軟弱な我々でした(それでも帰宅すると、腕や足が筋肉痛でしたから、これもスポーツなのかも)。
そんな我々でも何度か事故を見ましたし、谷底に落ちた人を救ったことも、救急車を呼びに走ったこともありました。四方を鉄とガラスで守られた自動車とは違い、運転者はむき出しの身一つですから、コケればモロに肉体に響きます。ましてや自立できない二輪ですから、目の前のカーブの湾曲具合を読み間違えて(自動車なら僅かにハンドルを切り足せばいいだけですが)、少しでもオーバースピードで突っ込むと、冷や汗をかくことがあります。高速道路では猛烈な風圧の中、ペダルに置いた足先の数センチ下では、100kmで流れるアスファルト。バランスを崩したら最後、ただでは済まない気配が漂います。自動車で、エアコンの効いた車内で音楽を聴きながら、片手ハンドルで気軽に運転、というのとは随分違います。そんな危険や苦痛を感じるのなら止めれば、と思われがちですが、それがまた二輪の魅力と表裏一体な訳ですよ。風を切って走る快感。操るものを刺激し続けるエキゾーストノート。指先一つで曲がれる自動車と違って、人車一体にならないと、なかなかズムーズ乗りこなせない奥深さ。移動手段としての自動車と対極の、自分自身の力量が即反映するスポーツとしての面が、自分が走らせているという臨場感を高めます。
何かを手にしたら、それを知り、それを使いこなせるようになろうとし、それ故面白さや楽しさが得られ、という過程は、趣味一般に共通することでしょうね。二輪には二輪にしか得られない魅力が有るのも確かなことで、現在ではこんなスポーツ系のバイクなどは少なくなりましたが、当時は純粋にそんなバイクを楽しむ人が、今より多かったと思います。

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SIGMA [カメラ機材]

世界最大の写真機材見本市「フォトキナ2012」が、ドイツ・ケルンで9月18日より開催されていることは、カメラを趣味としている方々は、既にご存じの事と思います。これを期に、各社が一斉に新製品を発表したり、開発予定機種を公表したりするので、我々としてはワクワク楽しみでもあります。キヤノンユーザーの私としては、6Dの発表にはもちろん注目しましたが、もう一点、気になる発表がありました。それはレンズメーカー(カメラボディも作っているので、純粋なレンズ専業メーカーではありませんが)のシグマから発表された内容です。
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http://www.sigma-global.com/jp/lenses/cas/
今後、同社の交換レンズは特徴をよりわかりやすくするため、3つのプロダクトライン「Contemporary」、「Art」、「Sports」に統合していくとのこと。第一弾として、各カテゴリーに1本づつ、
17-70mm F2.8-4 DC Macro OS HSM
35mm F1.4 DG HSM
120-300mm F2.8 DG OS HSM
が発表されました。
デジタル一眼レフカメラの高画素化がここまで進み、しかもフルサイズセンサーを使った機種の拡販が今後予想される現状、サードパーティ製レンズといえども、中途半端な製品を出していては生き残りができない、という表れ(決意かな)でしょうね。キヤノンユーザーとしては、EFレンズのリニューアルの足取りがイマイチ遅い状況では、これは歓迎すべきでしょうね。
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さて、実は私が注目したのは、その3本のレンズではなく、レンズとパソコンを接続して、さまざまな機能拡張ができるシステムも発表したことです。レンズとパソコンを専用USBドック(2013年初期に発売予定)を介して接続し、レンズの持つファームウェアの更新や、無償ダウンロードできるソフトを使って、ピントの微調整やファーカスリミッターの設定などがユーザ自身でできる、というらしいです。これまで、キヤノン機の一部に搭載されているマイクロアジャストメントは、レンズごとに補正値を記憶できましたが、補正値は一定でした。それを一歩進め、ズームレンズで焦点距離別にフォーカスアジャストメントが設定できるシステム、らしいです(詳細なことは分かりませんが)。今やレンズは電子デバイスの一つになりましたが、「ここまできたか、それもサードパーティのシグマで」と驚いてしまいました。
もちろん詳細なことは分かりませんし、実際に使って見ないことには、その熟成度・完成度によってはマイナス評価になる事もあろうかと思いますが、シグマ社の意欲的な姿勢には好感が持てると同時に、発売延期を繰り返すメーカーには、より一層の奮起を期待したいところですね。

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