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すず [日々の徒然]

愚息2号(中学3年生)が先ほど、修学旅行から帰ってきました。
昨年は、東日本大震災の影響で行き先が変わりましたが、今年は例年通り、東京二泊三日です。まあ、話を聞いてみれば楽しかったようで、まずは何より。家を離れて同級生だけで泊りがけの旅行というのは、必ず楽しい思い出になるとは限らず、なかにはイヤな思い出として残ってしまう子もいると思います。その点では親として、まずは一安心。
修学旅行は教育の一環なんだから、遊びに行くのとは違う、という尤もなご意見はあるかと思いますが、でも学校生活の一大イベントであることには変わりなく、これからも愚息の記憶に残っていくことと思われます。随分昔の私の頃と比べるのは、お門違いだとは思いますが、同級生たちと寝起きを共にするという経験は新鮮で、それだけでも充分「教育」だと思いますし、今でも私の頭の片隅に、どこへ行って何をした、という記憶が残されているところをみると、ルーティーンな日常から同級生たちと一緒に逸脱する、という意義はあると思います。
愚息本人は、所属しているサッカーのクラブチームで何度も泊りがけの遠征に入っているので、その点では慣れているのかもしれませんが、そうした単一目的の集団ではなく、日常多くの時間を共有する同級生と、3日間一緒に過ごすというのは、また違った経験をもたらしてくれたことと思います。サッカーのチームメイトも大切ですが、学校の同級生も大切な友人として付き合っていってほしい、と私は思っているので。

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「コレ、おみやげ」と渡されたのが、東京ディズニーランドで買った鈴。商品名が「すず」というのも、なんだか珍しいような気が。普通は、ストラップA、とか、キーホルダーB、とかの商品名が付けられていそうなのにネ。「すず」という日本語(しかも、ひらがな)が、外国人入場者の多いTDLでは、良い響きなんでしょうか。
昨年の愚息の事故のことを考えれば、こうして普通に修学旅行に行けたこと自体、親としてありがたく、嬉しいことだと思っています。そして、愚息の修学旅行の記憶がいつまでも残っているように、この「すず」もきっと私の元で、いつまでも可愛く響くことでしょう。

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ビブス [サッカーあれこれ]

サッカーに限らず、スポーツの公式戦の場で写真撮影をする場合、自らの所在を示すビブスを着用しているカメラマンを、テレビなどで見たことがある方、多いと思います。私自身も、協会のカメラマンとして試合中にピッチサイドに出る際は、指定されたビブスを着ます。それが今回、私専用のビブスを、県サッカー協会の計らいで作っていただけました。

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おねだりしていた玩具を買ってもらった子供のような気分、久しぶりです。2008年8月から県サッカー協会のボランティアカメラマンとして参加して丸3年が経過。今まで続けてきたことが認められたようで、凄くうれしいです。ご配慮いただいた協会関係者の方々、ありがとうございました。4年目に突入の今年、このビブスを着て各種大会を撮り続けていきます。

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咲く [日々の徒然]

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日本人は桜の花が好きらしい。四季のあるこの地に住む者に、寒さに耐えた時期が過ぎゆくことを告げ、解放的・能動的気分へ向けさせる動意の象徴として、打って付けの存在なのだろう。淡く質素な色合いと、一週間程で散りゆく運命が、わび・さび(侘・寂)を良しとする日本的美意識に合っているためだろうか。
その桜はもう既に往ってしまったが、春を謳歌する花々はそれだけではない。私の住んでいる処は古い住宅街なのだが、その家々の庭や玄関先に植えられた草花から放たれた光彩が、行き交う人の目を引き付ける。

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花はその色彩によって、人目を惹きつける魅力がある。しかし本来、花は人間などに目を向けられるより、昆虫や鳥たちにやって来て欲しいが為に、花を咲かせる。移動することが出来ない植物は、自らの種の保存と繁殖のために花を咲かせ、受粉や花粉の移動を手助けしてくれるようアピールするために、綺麗な花を咲かせるのである。我々人間は、その意味では傍観者に過ぎない。

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それならば、昆虫や鳥たちは、この花の美しさを感じているのだろうか。それは分からない、分からないけれど、少なくとも色彩のコントラストは感じているに違いない。生物の授業を受けたことの無い昆虫や鳥は、その花がどういった名前なのか、美味いのかマズイのか、分からないだろう。分からないけれど、とりあえずやって来てはくれる。草木にとって花は、それだけで充分役に立っている。

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昨今見かける、庭先や公園の花壇で原色を輝かせる花々は、日本古来の花とは限らない。いやむしろ、外国からやって来た花、それを日本でアレンジされた花がほとんどではないだろうか。100年前にはこの地に咲いていなかった花にも、100年前と変わらない日本の昆虫や鳥がやって来てくれる。節操がない訳ではない。我々だって、和食も食べれば洋食も好きだ。美しさ、美味さ、そして昆虫や鳥たちにも、人が定めた国境など無いのであろう。

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日本人は桜が好きだ。けれど、桜だけが好きなのではない。それが証拠に現在の街を歩けば、多くのカタカナ名の花々の、艶やかな色、が目に飛び込んでくる。昆虫や鳥たちは、きっとその色彩を目指してやってくることだろうが、それを美しいとは、きっと思ってはいないだろう。美しいと感じる心、それを愛でる心は、人間のみが持つもの、かもしれない。私は、そんな心を持つ人間として生まれたことを喜び、そんな人間として死んでいきたい、と思う。

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切手収集 [日々の徒然]

今年の1月3日に伯母(私の実父の姉)がこの世を去ったことは、以前このブログでも書きました。49日法要も済み、100ヶ日も過ぎ、私の母がボチボチと遺品の整理しております。

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私がまだ小学生の頃、伯母は自慢げに見せてくれた物があります。それは切手でした。特に趣味というものを持たない伯母でしたが、切手の収集は随分前から友人と一緒に行っていて、私も何度か見せてもらったことがあります。もちろん小学生の私ですから、見せてもらっても特に興味を持った訳でもないのですが、先日フッとその事を思い出しました。晩年はもうそんな切手収集はしていなかったはずですが、それでもかなりの枚数が残っているはずだ、と。探してみると、古ぼけた封筒の束が見つかり、その中から出てきました。伯母はこうした記念切手を、ほぼ1シートづつ買っていたようで、昭和40年代から60年代にかけてのものがほとんど。平成になってからは、もう買ってはいなかったようですが、せっかくの収集なのだから、きちんと整理してファイルしておけばよかったのに、ほとんど封筒に入れっぱなしの状態でした。

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その当時(私が小学生の頃)は、まだ古硬貨・古紙幣・記念硬貨・記念切手などを売買している店が市内にあり、「へえ~、百円切手が百円以上で売れることもあるんだ」などと、たまに友人たちと覗いて見てました。金券ショップはあっても、今ではそんな店も市内では見かけなくなり、全国的にもこうした切手を売買する店などは少なくなっているのでしょうね。伯母がせっかく残してくれた切手を整理・保存してやろうと思い、収納する切手専用のシートブックを探したのですが、そんな製品を扱っているのは少なく、結局通販で購入することにしました。40シートを収納できるファイルを3冊購入したのですが、入れ始めたら足らなくなり、更に3冊画追加購入することに。伯母の残した切手シートは250枚以上、その他バラも結構ありました。
記念切手は今も販売され続けていますし、ということは、それを購入する方々も居る訳で、切手収集という趣味が無くなった訳では無いと思います。世界的に見ても、立派な趣味だと思います。ただ昨今では、そうした趣味に日が当たらないだけで、またいつか、こんな趣味が脚光を浴びる時が来るかもしれませんし、来ないかもしれません。何といっても時代はペーパーレスへ進んでいますし、切手を貼って出す葉書や手紙でさえ、電子メールに置き換わりつつあるのですから。記念切手といえど、一部のものやもっと古いものを除いては、今の時代に売ってもほとんど「額面割れ」みたいです。
それでも、せっかく伯母が残してくれた切手、しかもこれだけの量ですから、私は整理・保存するだけにし、後は次世代に受け渡していこうと思いました。

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