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サッカー撮影10(ブランク) [サッカー撮影]

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どうも撮影意欲の湧かない状態が続いていました。しかしそれでも、新学期が始まり、新チームが始動し、今年度の大会が開始されました。いつまでも下ばかり向いているわけにもいきません。これからも、元気なサッカー選手たちの勇姿と悲喜を撮り続けていきたいと思います。

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仕事で撮るプロと違い、趣味で撮るアマチュアは、どうも気分が乗らないと、「今日は練習試合だから、撮影せずに観戦だけ」と逃げ腰になってしまうこともある。私の場合も、「今日はEF400 F5.6Lでいいか」とか「7Dにサンニッパにしておこうかな」などと弱気が出てしまい、あの大きく重いEF400 F2.8 LISを持ち出そうとする気がなかなか起きなかったりする。それは、ヨンニッパがやっぱり、それなりの労力と集中力を必要とするレンズである証拠だとも言えるのだが、いつまでもウジウジとしてはいられない。先日の公式戦撮影には、これまで通りの1D4+EF400 F2.8 LISで臨んだ。振り返ってみると、この組み合わせで気合を入れて撮るのは、実に3ヶ月ぶり。
しかし、眼が付いていかない。シャッターを切るタイミングが良くない。撮りながら、散々たる結果になることを感じてはいたが、家に帰って確認して見ると、案の定であった。下の写真はその一例。

サッカー10-02.jpg

ブログに載せるためにリサイズしたが、ノートリミング画像。一見、普通に見えるかもしれないが、拡大して見ると、ピントがズレていることが分かる。狙ったのは、もちろん中央の黄色ユニフォームの選手。駄作にも達しない削除対象。

サッカー10-03.jpg

断言できるが、これは機械的な不具合ではない。撮影者自身の力量不足によるものだ。サッカー撮影において重要なのは、撮影者自身の動体予測能力。レンズをサッと振って、被写体である選手を捉えたらシャッターを切る、そんな撮り方では、いくらAF能力の高い機材を使おうと、上記の写真のようになるのは自明のことだ。
ボールの動きをある程度予測し、シャッターを切る前から狙った選手をトレースし、一瞬でもAI SERVO AFの助走時間を稼ぎ、きちんとピンが来ている事を確認した上でシャッターを切る(連写する)。時間にしてみれば、コンマ数秒にも満たないコレができないと、いかにCANONのAI SERVO AFが良くても、撮影結果が付いてこない。望遠レンズの狭い画角で動く被写体を追いながらも、常に広いグランド内で行われる選手の動きを感じなければ、貴重なシャッターチャンスが散らばっていても、それをものにできない。先に私が、目が付いていかない・タイミングが悪い、と書いたのは、実はこんなところだ。

サッカー10-08.jpg

そしてコレは、生まれ持った才能ではない。サッカー選手と同じ、努力して訓練して得られるもの。常日頃から鍛えていないと、錆ついて落ちてしまう。サッカーはシーズンオフというのが希薄なスポーツだが、3ヶ月もそれを撮っていなければ、この結果は当然のことで、やっぱりサッカー撮影は甘くはない。スポーツ選手が、常日頃から練習を怠らず、定期的に真剣勝負の場に臨まないと、自らの能力を維持・向上できないのと同じ事なのだろう。
しかし、こうした現実の結果を目の前に突き付けられて、猛烈に私の撮影意欲は甦って来た。ブランクを埋めるには、そのブランクの倍の時間が必要、とも言われるが、今はただ“撮りたい”と思う気持ちが湧き上がってきつつある。

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ご子息のサッカーを撮り続けてきた保護者の方のなかには、進学などでこの4月から環境が変わった方もいらっしゃるだろう。それでも、これまでせっかく養ってきた技術とセンスを維持向上していくために、ブランクを置くことなく撮り続けていかれることを、お勧めしたいところだ。私のようにならないように。

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サッカー10-06.jpg

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kotodaddy

おはようございます。
ジュニアユースさんをして、「持ち出そうとする気がなかなか起きなかったりする」ヨンニッパ・・。
一体どんな重さなんでしょうと思ってしまいます(笑)。
私は甥のサッカーを数える程度しか撮ったことがありませんが、AI SERVOを使った時の
「シャッター半押しのままひと呼吸おいて・・」と言うのがなかなか難しく感じる時があります。
慣れない私レベルの者がボールの行き先を予測してカメラを振ったところに、本当に偶然に
ボールが来てしまったりすると、やはり気が焦ってしまうのでしょうかねぇ^^;
でも、その「ひと呼吸」こそがジャスピンを生むのがAI SERVOなのは間違い無いですね。
by kotodaddy (2011-04-23 09:12) 

fckoji

こんにちは。
最終的には、自分自身のAI SERVOですね (^^)
息子のサッカーと一緒で、日々練習いつかは、プロに!!(息子に怒られた)
by fckoji (2011-04-23 11:18) 

ジュニアユース

kotodaddyさん、こんにちは。
AI SERVO AFは勝手に合わせてくれるわけではない、合わさせる、合ってなければ再度そうさせる、
そんな作業というものが必要なように思っています。言葉で表すのは難しいのですが、極僅かな間の
ことだと思うのです。時間にしてみれば、たぶんコンマ2秒とかコンマ3秒とかの間だと思うのですが、
ブランクが、それをする余裕を撮影者の私から奪ってしまっていたようでした。これではいけませんよね。

by ジュニアユース (2011-04-23 23:02) 

ジュニアユース

fckojiさん、こんにちは。
自分自身のAI SERVO、まさにそんな感じですよね。錆びつかせてしまうようでは、情けない。
これでは子供に、叱咤激励する資格無しです。私はプロになりたいとも、プロになれるとも思ってませんが、
上手くはなりたいです(愚息と同じ)。


by ジュニアユース (2011-04-23 23:08) 

photomoments

ジュニアユースさん、こんばんは。
実は私もかれこれ4ヵ月半ほど野球撮影を行っていません。
動きモノの撮影をするようになって以来、こんなに長いブランクはなかったと思います。
明日(日曜日)、本当に久々の野球撮影に出かける予定ですが、撮影勘を失っているだろうな と感じていたところでした。
そんなタイミングで今回の記事を読み、改めて気持ちを入れ直すとともに、
撮影時の不安を減らすための事前の準備として、カメラの設定や持ち出す荷物の確認なども念入りにして明日に備えようと思いました!

by photomoments (2011-04-23 23:44) 

volvo357

今日初めてヨンイッパとサンニッパの実物(中古)を見ました。憧れもあるし、やや無理をすれば中古なら手が届くものではあり、特に手持ち出来るサンニッパ強い衝動にかられています。しかし、ユースさんの記事からみて、現在使ってるサンヨンとは違い、両レンズの被写体深度の浅さゆえの難しさはハードルが高いかな、と躊躇しています。子供も来年には中学でもあり400への移行の検討も含め、楽しいながらも少し頭が痛いです。
by volvo357 (2011-04-24 00:20) 

radio-ya

ジュニアユースさん、今晩は。 ご無沙汰してます。
実は明日、2ヶ月ぶりに息子のサッカーの試合があります。 そして私も予測能力の衰えを危惧してます。
ブランクを空けたく無いのはやまやまなのですが、いかんせん試合が無い時期はなんとも、というところです。
撮影ノートを見直すのと、試合直前の練習風景の撮影練習をすることで、本番までに復調したいと思います。
by radio-ya (2011-04-24 00:28) 

ジュニアユース

みなさん、コメントありがとうございます。

photomomentsさん、こんにちは。
この時期、シーズンオフになるスポーツも多く、そしてアノ震災でしたから、撮影にブランクがあいてしまった方々は
私のように、結構いらっしゃるのかもしれませんね。以前も書いたように、「スポーツ撮りはスポーツ」ですから、
やっぱりコンスタントに撮り続けるのが一番なんでしょうね。

volvo357さん、こんにちは。
サンヨンに比べれば、サンニッパは被写界深度の浅いとは思います。しかし、それ以外にも、描写力やAF速度も
違いがしっかり感じられるはずです。私は、こうした高価な機材を使う方が、楽に良い画を撮れると思っていますので、
できればサンニッパは体験してもらいたいです(ヨンニッパはちょっと気軽に勧められませんが)。

radio-yaさん、こんにちは。
そうですね、試合が無いとどうしようもないのですが、こうしたブランクが空いた後の対処法を、何度も経験しておくと
それなりに復帰も早いのではないかと思います。でも今回は私の場合、撮る気も消失してしまっていたので、
ちょっと気がかりでした。でも、これからは撮ります!

by ジュニアユース (2011-04-25 00:17) 

副将

私も3月中旬まで試合がなかったり都合が合わなかったりとシャッターを2カ月ぶりに切って同感でした。
シャッターを切れないんですよね。本当にショックでした。シャッターチャンスは待ってくれません。
今は新しいレンズの試しを兼ねてリハビリ中です。

この1ヶ月は色々ありました。人間ですからそんな時までいつものバイタリティーが維持できるわけありません。
でも人間だから立ち上がることがでします。
このジュニアユースさんの記事を読んで、「よし、我々のシーズンオープン」と感じました。

アグレッシブにシャッターを切っていきましょう!

ps: 昨日 偶然高校野球にレンズを向ける機会がありました。野球もいいですねぇ。今年はチャレンジしてみるかもしれません。
by 副将 (2011-04-25 10:45) 

りこまま

こんばんは。
私も息子の試合がある週末だけしか撮影チャンスがなく、毎日のように撮ってうまくなりたいなあと思ってます。
ジュニアユースさんのブログを参考に、今年は選手のいろんな表情も撮りたいです!!

by りこまま (2011-04-25 21:43) 

ジュニアユース

コメントありがとうございます。

副将さん、こんにちは。
新しいレンズとは、タムロンの70-300VCでしょうか。某掲示板ではなかなか評判の良いレンズですね。
野球撮影も面白いかもしれません。ただ私、以前も撮った事があるのですが、どうも変化に乏しいというか、
同じような画ばかりになってしまって。スポーツ撮影ってひと括りにできない難しさは有りますよね。

りこままさん、こんにちは。
毎日のように撮るのは、なかなか難しいかも知れませんが、なるべく撮影機会を多く得ることは、自身の
技量向上もさることながら、意外なシーンを撮れたりして、貴重です。愚息1号が引退してからは、少し
撮影機会が減りましたが、なるべくサッカー場に足を運びたいと思っています。

by ジュニアユース (2011-04-25 22:15) 

yusuhara

お疲れさまでした

確かにあの重装備で、かつ過酷な環境で闘われておられますからね

昨年度の写真がまだ掲載途上にあり申し訳ありませんm(_ _)m

ジュニアユース様のモチベーションを上げられるように後方支援していきます!
by yusuhara (2011-04-26 10:45) 

ジュニアユース

yusuharaさん、こんにちは。
この装備で、サッカー選手を追えなくなった時、それは私がサッカー撮影を辞める時でしょうね。
今年の夏も暑そうです。歳と共にきつくなる夏場ですが、今年も頑張ります!

by ジュニアユース (2011-04-26 18:12) 

tm-engineering

こんばんは。
この週末に、一号は怪我で出られませんが、公式戦を撮影して、同じ気持ちを味わったところです。そして撮影欲、物欲も復活です。
そのホンノ少しの助走、間合いが成功の秘訣であることは重々理解している
はずが、一ヶ月ぶりの実戦で木っ端微塵でした。
またこの助走が1D系と7Dでは長さが違うことも改めて確認できました。
今週末、三戦目は確実に物にしたいです。
似たような内容の記事をアップすると思いますが、ご容赦下さい。
by tm-engineering (2011-04-26 21:59) 

Cimarron

ジュニアユース さん
ごぶさたしております。
私は昨年後半から仕事が忙しくなってサッカー撮影がなかなかできない状況ですが、ぼちぼちやっています。
老眼が進んでファインダーは近視の眼鏡かけて覗けるのですが、背面液晶モニターで撮影画像を確認するには裸眼で見ないと見えません・・・・・
ライブビューとかは使いづらいです。やはり光学ファインダーが使える一眼レフは助かります。
走り回る選手を予測して追従するのは大変ですが、先読みして撮影が決まると何とも言えない充実感がありますね。
今年もMLSの試合を撮影して精進したいと思います。
by Cimarron (2011-04-27 12:58) 

ジュニアユース

tm-engineeringさん、こんにちは。
ご子息が怪我で試合に出れないとのこと、残念ですよね。私はいつも思うのですが、運や実力が足りず敗退するよりも、
怪我で試合に出れないことが、選手にとっては一番つらいのではないかと思ってしまいます。早期の回復をお祈りして
おります。そして、また興味深い記事も。

by ジュニアユース (2011-04-27 22:15) 

ジュニアユース

Cimarronさん、お久しぶりです。
日本では震災一色ですが、LAではどうでしょうか?
そういえば、私ももう老眼が気になる歳でして、このブログにも書きましたが、眼鏡を作り替えました。遠近両用レンズ
なのですが、今のところ撮影は快適にできています。が、PCモニターを凝視する時などは、眼鏡を外して裸眼で見たり
してます。歳には勝てないなあ~


by ジュニアユース (2011-04-27 22:23) 

Cimarron

ジュニアユースさん

LAでも東日本大震災の件は大きな関心で、「日本の家族は大丈夫か」と色々な人に尋ねられますし、各都道府県の「県人会」などでも募金活動が活発です。
もしかすると6月に「東日本大震災日韓 チャリティーサッカーイベント」というのがLAで開催されるかもしれません。
まだ企画段階のようですが、カテゴリーがU9からOver40まであって、参加費一人$20でこれが義援金になるようです。
実現できれば撮影に行ってみようと思ってます。

私も眼鏡は当初、遠近両用をかけていたのですが、レンズの下方が近距離用でPCモニターを見るときには顔を上に向けて見なければならず、首が痛くなるのでPCモニター、読書用の専用レンズを使用しています。
単焦点?レンズですかね?でも普段は近視の眼鏡なので、かけかえる手間が生じますが慣れれば苦になりません。

私も昨年末からブログを始めました、LAの様子を載せていますのでお暇なときに御覧ください。
by Cimarron (2011-04-29 01:44) 

ジュニアユース

Cimarronさん、こんにちは。
LAでもそういったチャリティイベントが行われるのですが、ありがたいことです。
また、そちらのブログにもお邪魔させていただきますね。

by ジュニアユース (2011-04-29 22:20)